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廃番・旧型ブロワーの後継機種の探し方【適合検索つき】

公開日 更新日 情報の最終確認日 2026/09/01

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この記事の結論

ブロワーが廃番(生産終了)でも、主要メーカーは公式サイトやカタログで後継機種を案内しています。テクノ高槻・フジクリーン・日東工器・安永の主な対応関係は、この記事の対応表と適合検索でそのまま調べられます。旧ナショナル(パナソニック)のブロワーも、フジクリーンが公式に対応機種を案内しています。

  • 後継選びの起点は銘板の「メーカー名+型式」。まずこのページの適合検索に型式を入れる
  • 後継機種でも風量(L/min)が現在の機種と合っているか必ず確認する(テクノ高槻も公式に注意喚起)
  • 2口(散気+逆洗)タイプは散気方向とタイマー設定まで確認してから購入する
  • メーカー公式で確認できない「互換品」情報だけを根拠に購入しない。不明なら保守点検業者かメーカー窓口へ

30〜60秒でチェック

  1. 屋外のブロワー本体の銘板でメーカー名と型式を確認する(読みにくければスマホで撮影して拡大)
  2. 型式をこのすぐ下の適合検索に入力し、公式後継の有無を確認する
  3. 銘板の風量(L/min)を控え、候補機種の風量と同じであることを確認する
  4. 配管が2本(2口タイプ)なら、散気方向(右/左)とタイマー設定も控える
  5. 検索でも対応表でも見つからなければ、表にない型式の調べ方

廃番でも大丈夫:メーカーが公式に後継を案内している

浄化槽用ブロワーは10年以上使われることも多く、交換しようとしたら同じ型式がすでに生産終了、というのはよくある状況です。あわてて「互換」とだけ書かれた製品を選ぶ必要はありません。テクノ高槻・フジクリーン・日東工器・安永といった主要メーカーは、生産終了した機種の後継を公式サイトや公式カタログで案内しています。この記事では、公式情報で確認できた対応関係だけをメーカー別の表にまとめました。

なお、生産終了後もすぐに修理ができなくなるわけではありません。例えばテクノ高槻は補修部品を生産終了から7年間保有すると公表しています。比較的新しい機種なら、買い替えの前に修理か交換かの判断も検討できます。一方、日東工器の旧機種のようにメーカーが「修理不可」と明示しているものもあり、その場合は後継機種への交換が前提になります。

まず型式で検索する(適合検索)

銘板の型式が分かっていれば、下の検索で現行機種・公式後継をすぐに確認できます。型式の読み方が分からない場合はブロワーの選び方の銘板の見方を参考にしてください。

後継機種に交換するときの3つの注意点

後継機種は「同じ型式番号の新型」とは限らず、シリーズごと世代交代していることが多いため、次の3点は購入前に必ず確認してください。

  • 風量(L/min):後継の候補が見つかっても、現在の機種と同じ風量であることを銘板・仕様表で確認します。テクノ高槻も後継案内のページで「お選びになる際は、風量をご確認ください」と明記しています
  • 2口タイプは散気方向とタイマー:散気+逆洗の2口タイプは、右散気/左散気の区別や逆洗タイマーの設定が機種・現場ごとに決まっています。テクノ高槻DUOは左ばっ気/右ばっ気の2タイプで購入後に方向を変更できません。詳しくは1口と2口の違いを参照してください
  • 吐出口径・ホース:世代交代で吐出口径やホースの取り回しが変わることがあります。現在の配管と合わない場合はホース・継手の交換が必要です

安全上の注意

対応表に載っている組み合わせでも、風量・散気方向・タイマー設定のいずれかに不安がある場合は、購入前に保守点検業者かメーカー窓口に確認してください。特に2口タイプは、接続や設定を間違えると浄化槽が正常に機能しなくなります。

テクノ高槻(HIBLOW):HP・FP・CPシリーズ→XP・DUO

テクノ高槻は公式サイトに「後継機種・互換性一覧」のページがあり、旧機種ごとの後継を明示しています。家庭用でよく使われていたHPシリーズ(小型)はXPシリーズへ、FPシリーズ(2014年3月生産終了)もXPシリーズへ、2口タイプのCP-WシリーズはDUOシリーズへ世代交代しています。

テクノ高槻の主な後継対応(根拠: メーカー公式の後継機種・互換性一覧。最終確認 2026-09-01)
生産終了した型式公式後継機種備考
HP-30XP-30風量30L/min
HP-40XP-40風量40L/min
HP-60XP-60風量60L/min
HP-80XP-80風量80L/min
FP-60XP-60FPシリーズは2014年3月生産終了
FP-80XP-80同上
CP-60WDUO-602口タイマー付。左ばっ気/右ばっ気の選択あり(購入後変更不可)
CP-80WDUO-80同上
テクノ高槻は後継案内のページで「お選びになる際は、風量をご確認ください」と明記しています。同じシリーズでも風量違いの型式があるため、必ず現在の機種と同じ風量を選んでください。

フジクリーン:MAC→EcoMac、CFB→UniMB

フジクリーンは公式資料「電磁ブロワの変遷」で、旧MACシリーズから現行EcoMacシリーズへの対応を公表しています。2口タイプの旧CFBシリーズは、現行のUniMBシリーズへの交換が公式に案内されています。

フジクリーンの主な後継対応(根拠: 公式資料「電磁ブロワの変遷」。最終確認 2026-09-01)
生産終了した型式公式後継機種備考
MAC30REcoMac30風量30L/min
MAC40REcoMac40風量40L/min
MAC60R・MAC60SEcoMac60風量60L/min
MAC80REcoMac80風量80L/min
MAC100REcoMac100風量100L/min
MAC120NEcoMac120風量120L/min
CFB70UniMB802口タイマー付。公式資料に「CFB70はUniMB80へ交換」と明記
CFB100UniMB1002口タイマー付。公式資料に「CFB100はUniMB100へ交換」と明記

旧ナショナル(パナソニック)のブロワーはフジクリーンEcoMacへ

ナショナル(現パナソニック)ブランドの浄化槽用ブロワーはすでに入手できませんが、フジクリーンが公式サイトで対応表を公開しており、EcoMacシリーズへの置き換えを案内しています。

旧ナショナル→フジクリーンEcoMacの主な対応(根拠: フジクリーン公式サイトの対応表。最終確認 2026-09-01)
旧ナショナルの型式対応するEcoMac備考
PC20・PC30・SE30・SA30EcoMac30SA30T等のタイマー付派生型は公式対応表で品番を確認
PC40・ES40・SA40EcoMac40PC40S等の派生型は公式対応表で品番を確認
SA55・SA60BEcoMac60
SA80・SA80B・SAF80EcoMac80
SA100K・SA100BEcoMac100
SA120EcoMac120
旧ナショナル機には末尾に記号が付く派生型(タイマー付など)が多くあります。手元の型式と表記が少しでも違う場合は、フジクリーン公式の対応表で該当品番を確認してから購入してください。

日東工器:LA旧型→LA-Eシリーズ

日東工器は公式サイトの「生産終了品」ページで、ブロワーの旧機種ごとに後継機種と修理可否を明示しています。現行はリニア駆動フリーピストン方式のLA-Eシリーズです。

日東工器の主な後継対応(根拠: メーカー公式の生産終了品ページ。最終確認 2026-09-01)
生産終了した型式公式後継機種備考
LA-28BLA-30E風量30L/min
LA-35BLA-40E風量40L/min
LA-60A・LA-60BLA-60E風量60L/min
LAX-60LA-60E旧機種は修理不可とメーカーが案内
LA-70B・LA-80BLA-80E風量80L/min
LAG-80B(R/L)LAG-80E2口自動逆洗式。LAG-80Eは送気方向を左右切替可。主要18プログラム内蔵(初期設定P:01)
LAA-80後継なし修理も不可とメーカーが案内。浄化槽メーカーか保守点検業者に代替機を相談
旧LAG-80Bは右ばっ気/左ばっ気で型式が分かれていましたが、後継のLAG-80Eは送気方向を左右切り替えられます。ただし内蔵タイマーのプログラム選択は浄化槽の機種に合わせる必要があるため、設定値は浄化槽メーカーか保守点検業者に確認してください。

安永:LPシリーズ→AP現行シリーズ

安永エアポンプは公式カタログに後継機種の対応表を掲載しており、旧LPシリーズから現行の省エネタイプ(APシリーズ)への対応が確認できます。ただし、カタログの表記と現行ラインアップの型番に差がある点に注意が必要です。たとえばカタログ上の後継「AP-30」に対応する現行型番はAP-30P、「AP-60F」に近い現行型番はAP-60Gです。

安永の主な後継対応(根拠: メーカー公式カタログの対応表。最終確認 2026-09-01)
生産終了した型式カタログ上の後継現行ラインアップの該当・近い型番
LP-30AP-30(省エネ)AP-30P
LP-40AP-40(省エネ)AP-40P
LP-60HAP-60F(省エネ)AP-60G
LP-80HAP-80F(省エネ)AP-80G
LP-100HAP-100FAP-100F
LP-120HAP-120FAP-120F

安全上の注意

安永はカタログの対応表の表記と現行の型番が一致しない組み合わせがあるため、購入前に必ずメーカー窓口(または販売店・保守点検業者)で最終確認してください。風量が同じでも常用圧力などの仕様が浄化槽側の要求と合うかどうかも、あわせて確認すると確実です。

主な後継機種の例

各メーカーの対応表で登場する代表的な現行機種です。仕様の詳細と最終確認日は各カードのメーカー公式リンクから確認できます。

ブロワー

テクノ高槻 XP-60

風量 60 L/min1口消費電力 32W騒音 35dB

消費電力32W(50Hz)/39W(60Hz)。異常時に停止する保護スイッチ搭載。

メーカー公式の仕様を見る仕様の最終確認日: 2026-09-01
ブロワー

テクノ高槻 DUO-80(左散気)

風量 80 L/min2口左散気タイマー付消費電力 58W騒音 35dB

逆洗タイマー付の2口タイプ。左ばっ気/右ばっ気の2種類があり、購入後にばっ気方向は変更できない。

メーカー公式の仕様を見る仕様の最終確認日: 2026-09-01
ブロワー

テクノ高槻 DUO-80(右散気)

風量 80 L/min2口右散気タイマー付消費電力 58W騒音 35dB

逆洗タイマー付の2口タイプ。左ばっ気/右ばっ気の2種類があり、購入後にばっ気方向は変更できない。

メーカー公式の仕様を見る仕様の最終確認日: 2026-09-01
ブロワー

フジクリーン工業 EcoMac60

風量 60 L/min1口消費電力 33W騒音 35dB

定格圧力18kPa・吐出口径20A。

メーカー公式の仕様を見る仕様の最終確認日: 2026-09-01
ブロワー

日東工器 LA-60E

風量 60 L/min1口消費電力 48W

定格圧力15kPa・吐出口φ18。リニア駆動フリーピストン方式。

メーカー公式の仕様を見る仕様の最終確認日: 2026-09-01
「公式サイトでは案内されていないが使える」といった非公式の互換情報だけを根拠に購入するのは避けてください。当サイトの対応表・適合検索も、メーカー公式で確認できた組み合わせのみを掲載しています。

表にない型式のときの調べ方

この記事の表は家庭用でよく使われる型式を中心にまとめたもので、すべての旧機種を網羅してはいません。表にも適合検索にも出てこない型式は、次の順で調べるのが確実です。

  1. メーカーの相談窓口に問い合わせる:銘板の写真があれば話が早く、後継の有無・修理可否まで確認できます
  2. 保守点検業者に相談する:現場を知っているので、配管・設置状況まで含めた適合を判断してもらえます。契約中の業者がいなければ業者検索から探せます
  3. 浄化槽本体の取扱説明書・保守点検の記録票を確認する:浄化槽側の指定ブロワー(型式・風量)が書かれていることがあります

倒産などでメーカー自体がなくなっている場合や、銘板が読めない場合も、自己判断で近い風量の機種を選ぶのではなく、保守点検業者に浄化槽側の必要風量から選定してもらうのが安全です。

自分で安全に確認できること

  • 銘板のメーカー名・型式・風量を控える(写真を撮る。電源や配管には触れない)
  • このページの適合検索とメーカー公式の後継案内ページで対応機種を調べる
  • 配管の本数(1口/2口)と、2口の場合の散気方向・タイマー表示を確認する

やってはいけないこと

  • メーカー公式で確認できない「互換品」表記だけを根拠に購入する
  • 現在の機種と風量の違う後継機種を「大は小を兼ねる」で選ぶ
  • 2口タイプで散気方向・タイマー設定を確認せずに購入・交換する
  • 型式不明のまま見た目の似た機種を推測で購入する

業者へ相談すべき基準

  • 銘板が読めず、取扱説明書や点検記録でも型式が確認できない
  • 対応表・適合検索・メーカー窓口のいずれでも後継が見つからない(メーカー廃業・特殊機種など)
  • 2口タイプの散気方向やタイマー設定値が分からない
  • 交換作業に不安がある、または配管・継手の加工が必要になりそう(交換手順の記事も参照)

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ブロワー

テクノ高槻 XP-60

風量 60 L/min1口消費電力 32W騒音 35dB

消費電力32W(50Hz)/39W(60Hz)。異常時に停止する保護スイッチ搭載。

メーカー公式の仕様を見る仕様の最終確認日: 2026-09-01
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テクノ高槻 DUO-80(左散気)

風量 80 L/min2口左散気タイマー付消費電力 58W騒音 35dB

逆洗タイマー付の2口タイプ。左ばっ気/右ばっ気の2種類があり、購入後にばっ気方向は変更できない。

メーカー公式の仕様を見る仕様の最終確認日: 2026-09-01
ブロワー

テクノ高槻 DUO-80(右散気)

風量 80 L/min2口右散気タイマー付消費電力 58W騒音 35dB

逆洗タイマー付の2口タイプ。左ばっ気/右ばっ気の2種類があり、購入後にばっ気方向は変更できない。

メーカー公式の仕様を見る仕様の最終確認日: 2026-09-01
ブロワー

フジクリーン工業 EcoMac60

風量 60 L/min1口消費電力 33W騒音 35dB

定格圧力18kPa・吐出口径20A。

メーカー公式の仕様を見る仕様の最終確認日: 2026-09-01
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日東工器 LA-60E

風量 60 L/min1口消費電力 48W

定格圧力15kPa・吐出口φ18。リニア駆動フリーピストン方式。

メーカー公式の仕様を見る仕様の最終確認日: 2026-09-01

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よくある質問

機種によります。テクノ高槻は補修部品を生産終了から7年間保有すると公表しており、期間内なら部品交換で直せる場合があります。一方、日東工器のLAX-60やLAA-80のように「修理不可」とメーカーが明示している機種もあります。まずメーカー窓口か保守点検業者に、修理可否と後継機種をあわせて確認するのが確実です。
いいえ。後継機種でも、風量が現在の機種と同じであること、吐出口径・ホースが合うことは確認が必要です。テクノ高槻も後継案内ページで風量の確認を呼びかけています。2口タイプはさらに散気方向とタイマー設定の確認が必要で、間違えると浄化槽が正常に機能しません。
ナショナルブランドのブロワー自体は入手できませんが、フジクリーンが公式サイトで対応表を公開しており、PC30→EcoMac30のようにEcoMacシリーズへの置き換えを案内しています。型式末尾に記号が付く派生型が多いので、手元の型式を公式対応表で確認してから購入してください。
メーカー公式で対応が確認できない製品はおすすめしません。風量や圧力が浄化槽の要求と合わないと、処理不良や臭気の原因になります。当サイトではメーカー公式で確認できた対応関係のみを掲載しています。判断に迷う場合は保守点検業者に相談してください。
メーカーの相談窓口に銘板の写真を添えて問い合わせるか、保守点検業者に現物を見て選定してもらってください。浄化槽本体の取扱説明書や保守点検の記録票に指定ブロワーが書かれていることもあります。推測で近い風量の機種を購入するのは避けましょう。